12球団最強…巨人23歳の「送球が矢」 逆シングルからの爆肩「ノーバンはえぐい」

巨人・門脇誠【写真:矢口亨】

三遊間のあたりを逆シングル→一塁へノーバウンド送球でアウトに

■巨人 2ー0 中日(4日・バンテリンドーム)

巨人の2年目・門脇誠内野手が4日の中日戦(バンテリンドーム)で衝撃の爆肩を披露した。三遊間のゴロを捕球し、一塁へノーバウンド送球でアウトにした。ファンも「ノーバンはえぐいだろ」「送球が矢」と驚きの声を寄せている。

2点リードの8回1死、代打・カリステが放ったゴロは三遊間に転がった。遊撃の門脇は逆シングルで捕球し、爆肩を発動。一塁の岡本和真内野手へノーバウンドで送り、アウトにした。

「DAZN」が公式X(旧ツイッター)に動画を投稿すると、ファンも続々反応。「まじ強肩」「すでに名手」「とにかく素早い」「やっぱ上手い」「いいじゃん逆シングル」「さすがのプレーです! 門脇たまらんです」「門さん本当に最高だわ」とコメントが並んだ。

創価大から2022年ドラフト4位で入団。昨年は126試合に出場し、セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、守備全般の貢献度を表す「UZR」(全ポジション)は12球団トップの「16.2」だった。

今季はここまで「2番・遊撃」に固定され、打率.318をマークしている。今や巨人に欠かせぬ存在になった23歳。今後の活躍が注目される。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。

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