那須の大自然の中で、地元の食材を使った本格的なフランス料理が楽しめる宿泊施設が、来月（4月）開業するのを前に、２７日はオープニングセレモニーが開かれました。
那須町高久乙に４月１日にオープンする宿泊施設「那須無垢の音」。２７日、メディア関係者などを対象に開かれたセレモニーには、運営する不動産開発「タカラレーベン」の島田和一社長などが出席しました。
以前は「アートビオトープ那須」という名前で運営されていましたが、新型コロナウイルスの影響で２０２３年１１月に閉館となり、今回「那須無垢の音」として生まれ変わりました。
「最高峰を見据えるオーベルジュ」として、レストランでは季節の食材や那須の味覚を取り入れた本格的なフランス料理を味わいながら、季節ごとに変化を見せる那須の美しい自然を満喫できます。
客室は１棟ごとに分かれていて、およそ３万５千平方メートルの敷地に１５の部屋が用意されています。客室には地元の木や石が使われていて、那須の自然に包まれているような感覚を楽しめます。浴室には那須の自然で育まれた天然水を井戸から引いて使っています。７月からはさらに客室を増やしてもてなします。
また、こちらの施設の目玉のひとつ、有名建築家の石上純也さんが手掛けた「水庭」は、１６０の池で構成されていて、季節ごとに違った景色を見せてくれます。
