正GKエデルソン不在でゴールを守るオルテガ、出場機会を求め今夏の移籍も「賢明に選択しなければならない」

写真:エデルソン不在の間、ゴールマウスを守るオルテガ

マンチェスター・シティのドイツ人GKシュテファン・オルテガは今シーズン終了後に自信の将来について検討するつもりだという。イギリス『Daily Mirror』電子版が報じている。

2022年の夏にブンデスリーガのビーレフェルトから加入したオルテガは、正守護神エデルソンの控えとしてマンチェスター・シティの第2GKを務めている。加入して以来、国内カップ戦を中心に2シーズンで公式戦27試合に出場している。

オルテガは、3月11日に行われたリヴァプール戦でエデルソンが負傷して以降、安定した活躍を見せており、FAカップ準々決勝ニューカッスル戦、プレミアリーグ第30節アーセナル戦でクリーンシートを記録している。

現在31歳のオルテガはレギュラーとしてプレー時間を増やしたいと考えており、今シーズン終了後に自身の将来を検討しなければならないと感じているようだ。オルテガの妻が8月に第2子の出産を控えていることから「これは僕一人の決断ではない」と答えながらも「僕は20代前半の若手ではないので、今夏にどうするべきか賢明に選択しなければならない」と語り、移籍の可能性もほのめかしている。

「僕を売ってもらうようにクラブに対して圧力をかけるわけではなく、ただ夏に何が起こるか見守るだけだ。ここより居場所が悪いところもあるので、僕はリラックスしている」と続け、家族の状況もあることから是が非でも移籍を求めているわけではないようだ。

エデルソンの負傷伴い、試合出場の出番が回ってきたオルテガ。出場機会が巡ってきたことに満足しているようで「最初はリヴァプール戦で、その後はFAカップ、日曜日にはアーセナル、今回はアストンヴィラだった。4試合連続でビッグゲームを戦うことができた。みんなに僕は信頼すべき存在であると示せたと思う」と語り、以下のように続けた。

「自分の仕事をし、毎試合幸せになれるように努めている。彼(エデルソン)は大丈夫なはずだが、いつ復帰するかは正確にはわからない。もし僕がベンチに戻ることになったら辛いことだが、すべてはチームのためにあり、僕たちは全員をサポートしなければならない」

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