X(Twitter)、認証済みフォロワー数2500人以上のアカウントに青バッジを勝手に付与

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X(Twitter)のオーナー、イーロン・マスク氏は先週、「今後は2500人を超える認証済み登録者フォロワーを持つすべての 𝕏 アカウントはプレミアム機能を無料で利用でき、5000 人を超えるアカウントは無料でPremium+を利用できるようになる」とXに投稿した。

そして今週、何人かの著名なジャーナリストやその他の人々が実際にユーザー名の横に青いバッジが付いたのを確認し、報告している。

青バッジを付与されたユーザーに送られたメッセージには、「この通知をもって、あなたはXコミュニティの影響力のあるメンバーとし、X Premium +の無料サブスクリプションが提供されます」と記されている。

これまでは、Xで無料で青バッジをもらえるのは、100万人以上のフォロワー数を持つユーザーや著名人、企業のアカウントだけだった。それが2500人からに引き下げられたとなると、相当数のユーザーに無料で青バッジが付与されることになったと考えられる。

Engadgetは、特にジャーナリストを職業とする人のアカウントからの「青バッジが与えられた」という報告が多いと指摘。このことから、Xが青バッジ認証を受けた影響力のあるフォロワー(主にジャーナリスト)を、もっと必要だと考えたのかもしれないと推測している。

ただ、X(Twitter)ユーザーのなかには青バッジが欲しくない人も数多くいます。また、今回の措置で青バッジを付与されたユーザーが、いつまで無料のプレミアム機能にアクセスできるのか、またこの青バッジ表示を自分で外すことができるのかもわかっていない。

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