「家族で過ごす幸せを」 平日に学校を休んで”家族でやま学の日”山口県が導入 活用は年に3日程度

山口県の村岡知事は公立学校の児童・生徒が親子で校外学習をするために平日に休んでも欠席扱いにならない新たな制度を導入すると発表しました。

(村岡知事)

「県内の公立学校に通う子供たちが休業日以外でも、家族とともに様々な体験や探究活動を行える"家族でやま学の日”これを創設します。」

山口県内の公立学校に通う児童・生徒が家族と一緒に校外学習や探究活動をするもので平日に学校を休んでも欠席扱いにはなりません。

事前に学校に申請書を提出することで年に3日程度活用できるとしています。

(村岡知事)

「休日が休みではない方に、いかにその親子の時間を確保するかっていうことを大きく念頭に置いてですね、この制度を作った。こどもと一緒に過ごす家族で過ごす、どこか幸せを感じてもらう、そうした機会を増やすことが少子化対策に繋がると考えている。」

県は謎解き県内周遊イベントといった、平日でも親子で楽しく学べる観光コンテンツを充実させるほか、11月を「こどもや子育てにやさしい休み方改革月間」と制定し、企業などに積極的な休暇取得を要請する方針です。

県立学校は6月以降、市町立学校は準備が整い次第、順次始めるということです。

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