「再審査の請求を検討する」離党勧告受けた塩谷議員が会見「事実誤認での処分は甚だ心外」【速報】=自民裏金処分

自民党派閥の裏金事件で、「離党勧告」処分を受けた安倍派座長で浜松市が地元の塩谷立衆議院議員(比例東海)が4月5日、東京の議員会館で記者会見し「再審査を請求することを検討している」と語りました。

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記者会見の中で塩谷議員は「公正公平な処分をお願いしてきたが、いくつか事実と違うところがあり、改めて事実確認してほしい」と述べたうえで、「事実誤認の中で処分がくだされたことについては、甚だ心外な思い」と語りました。

自民党派閥の裏金事件の処分を決める党紀委員会で4月4日、塩谷立議員の処分は「離党勧告」と、8段階ある処分のうち2番目に重い「離党勧告」に決まりました。

処分について塩谷立議員は4日夜、「非常に厳重な処分で残念だと思っている」と述べるとともに、「幹部でだいたい決めてきたようなそんな見え方で、今回の党紀委員会がその中でどの程度役割を果たしているのか、その点ではちょっと疑問に思った」と不満をにじませました。

また、離党する考えがあるか、記者に問われると「まずは説明をお伺いして、それから地元の後援会の皆様方とも相談していく必要があると思っていますから、そういうことやったうえで結論を出していきたいと思っている」と明言を避けていました。

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