新学期をむかえる子どもたちの交通事故防止を重点目標にした「春の全国交通安全運動」が、4月6日から始まります。
5日、県庁で出動式が行われ、千葉県や県警、それに県交通安全協会の職員らが出席しました。
挨拶に立った熊谷知事は、入学、入園シーズンは交通ルールに慣れる前の子どもたちが被害にあうケースが多いとして、「一人ひとりが交通安全の意識を高めていくことが大事」と呼びかけました。
また、県警の宮沢忠孝本部長は、「“交通安全県ちば”の実現に向けて積極的に参加してほしい」と述べました。
その後、千葉市内の子ども園の園児たちが交通安全を誓いました。
子どもたちの宣誓
「みんなで交通事故のない安全な千葉県にしましょう」
県警によりますと、2023年に県内で発生した交通事故の死傷者数は、約1万6000人に上り、このうち1197人が中学生以下の子どもだったということです。
春の交通安全運動は、4月6日から15日まで行われます。