「L・アルベルトではなくカマダを」10番より鎌田大地を起用せよ!ラツィオの伝説OBがローマダービーでのスタメンを推奨「耐えられない」

ローマの街を二分するダービーという大一番で、鎌田大地が先発出場を果たすかもしれない。

先日まで、鎌田はマウリツィオ・サッリ前監督の下で出場機会に恵まれていなかった。だが、同監督の辞任で後を継いだイゴール・トゥドール監督は、前任者の4-3-3からシステムを変更。初陣で鎌田をスタメンに抜擢し、「このサッカーは彼により適している」と賛辞を寄せた。

続くコッパ・イタリア準決勝第1レグ、鎌田はベンチスタートで2戦連続先発出場ならず。だが、終盤から途中出場した試合で、チームは0-2と敗れた。さらにマッティア・ザッカーニが負傷離脱。現地メディアによると、数週間の離脱が見込まれている。

これを受け、鎌田は4月6日に行われるセリエA第31節のローマダービーで、スタメンに名を連ねると予想されている。新体制初戦はボランチの一角だったが、トップ下に入る可能性もあるようだ。

ラツィオのレジェンドOBであるブルーノ・ジョルダーノも、鎌田の先発起用を望んでいる。専門サイト『La Lazio Siamo Noi』によると、『Radiosei』で「ルイス・アルベルトではなくカマダを起用したい」と話した。

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「フェリペ・アンデルソンとFWの後ろに並べるんだ。今のラツィオはルイス・アルベルトとチーロ・インモービレがともに万全の状態でないことに耐えられない。そしてチーロは先発起用したい」

ジョルダーノが「試合前、試合中、そして試合後もストレスになる」と評したように、ローマダービーはイタリアでも有数の大一番として知られる。そのビッグマッチで結果を出せば、鎌田の評価はさらに上がるはずだ。

移籍の経緯を含め、難しいシーズンを過ごしてきた鎌田だが、終盤戦で大きな輝きを放つことができるか。ダニエレ・デ・ロッシ率いるローマとの一戦は大注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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