チアゴ・モッタ代理人「彼は最も偉大な監督の1人になるだろう」評価を上げる若手指揮官の成功を約束

写真:ボローニャの指揮をするチアゴ・モッタ監督(右)

ボローニャのチアゴ・モッタ監督の代理人を務めるダリオ・カノヴィ氏が、チアゴ・モッタの今後の成功を約束した。イタリアメディア『Milannews.it』のインタビューにて語った。

パリ・サンジェルマンのユースチームから監督キャリアをスタートしたチアゴ・モッタ監督は、ジェノア、スペツィアを経て2022年の9月にボローニャの監督に就任。現在ボローニャはセリエAで4位に位置しており、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権獲得に近づいている。今季のボローニャ躍進の立役者として評価を上げている41歳の若手指揮官だ。

チアゴ・モッタ監督の代理人を務めるカノヴィ氏は「自慢をするわけではないが彼がまだ現役の頃から、彼はヨーロッパで最も偉大な監督の1人になるだろう言っていた」と語っており、指導者になる未来が見えていたようだ。

「私はサッカー界で50年過ごしてきたので、サッカーについては少し知っているつもりだ。しかしこれはサッカーについて話しているわけではなく、人間についての話だ。チアゴはとても聡明な人で、この道に進むことが彼の運命だった」

今シーズン限りでボローニャとの契約が満了するチアゴ・モッタ監督は今夏にビッグクラブへのステップアップが噂されている。カノヴィ氏によるとチアゴ・モッタ監督がヨーロッパから注目を集める監督に成長したのは、現在のボローニャの体制が影響していると考えるようだ。

「(ボローニャでの)仕事は楽になったと思う。素晴らしい環境で、選手との関係も良好だ。選手と監督の関係を見れば、どれほど尊敬と愛情が溢れているかわかるだろう」

「少し前、彼に『もし君がCLで監督をする前に私が死んだら、私が天から降りてお尻を蹴る』と冗談を言った。でも彼がCLで監督をすることは間違いないからリスクはないね」

イタリア『Gazzetta dello Sport』によると、ボローニャもチアゴ・モッタ監督の慰留を考えており、現行契約より好条件を提示することも検討しているという。残留し来シーズンCL出場したボローニャの指揮を務めるのか、ユヴェントス、ミランなどのビッグクラブへステップアップを果たすのか、チアゴ・モッタ監督の選択に注目だ。

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