J.コール、新プロジェクト『Might Delete Later』をサプライズ・リリース

現地時間2024年4月5日、J.コールが、何の前触れもなく新作『Might Delete Later』をリリースし、ファンを驚かせた。

全12曲が収録された今作には、グッチ・メイン、キャムロン、バス、セントラル・シー、アリ・レノックス、ヤング・ドローなど様々なアーティストが参加している。

アルバムにはまた、ドレイクとの【Big As the What?】ツアーを振り返る同名のVlogで予告されていた楽曲がいくつか収録されている。そのうちのひとつでは、J.コールとキラ・キャムがディップセットの「I'm Ready」に合わせてラップしていた。

『Might Delete Later』は正式なアルバムではなく、前菜的な役割を果たすようで、J.コールはこのプロジェクトを締めくくる『The Fall-Off』が年内にリリースされることを伝えている。

新作は、ケンドリック・ラマーが、フューチャーとメトロ・ブーミンのニュー・アルバム『We Don't Trust You』収録曲「Like Thatのゲスト・バースで、自身を含む“ビッグ3”のドレイクとJ.コールを痛烈に批判し、全米1位となった2週間後に発表された。

J.コールが、最後にリリースしたアルバムは初週に282,000ユニットを獲得した2021年の『The Off-Season』だ。今作は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で首位を獲得し、自身6作目のNo.1アルバムとなった。

米ノースカロライナ出身のJ.コールは、今週末、毎年恒例の【ドリームヴィル・フェス】を主催する予定だ。39歳の彼は、シザ、ニッキー・ミナージュ、クリス・ブラウンらと共に、4度目の開催となるフェスのヘッドライナーを務める。他にも、リル・ヨッティ、J.I.D、セクシー・レッド、スクールボーイQ、ティーゾ・タッチダウン、ジージー、モニカ、レイ・シュリマー、キー・グロック、ジェレマイ、ルル・タイラー、マニー・ロングなどが出演予定となっている。

© 株式会社阪神コンテンツリンク