自民党の派閥の「裏金」問題で、岡山県選挙区選出の石井正弘参議院議員は近く「幹事長注意」を受ける見通しであることが分かりました。
今回の派閥の裏金問題を巡って石井議員は、2022年までの5年間で総額378万円のキックバックを受け、収支報告書に記載していませんでした。現在は収支報告書を訂正しています。自民党はきのう（4日）の党紀委員会で政治資金収支報告書へ500万円以上の不記載などがあった議員に離党勧告や戒告などの処分を決定しました。ただ石井議員は500万円以上の不記載ではないため、党則に基づく処分とはならず「幹事長注意」を受ける見通しだということです。
石井議員は、「幹事長注意を真摯に受け止め、思い切った政治の刷新に取り組むことで国民の皆さまの信頼回復に努めてまいります」とコメントを出しています。
