介護費不正請求で報酬3カ月3割減 玉村町の施設に群馬県

 介護給付費を不正請求したとして、群馬県は4日までに、介護保険法に基づき、デイサービス施設「くつろぎの家ハッピー園」(玉村町板井)の指定の一部効力を停止したと発表した。4~6月の3カ月間、介護報酬の上限を3割減額する。施設はメディカルコーポレーション(同)が運営している。

 県によると、同施設は昨年9月分の申請で、看護職員がいないのに配置したとする虚偽の勤務表を提出。介護給付費178万8097円を不正に受け取った。不正受給分は支給した市町村が返還を求める。

© 株式会社上毛新聞社