犬にはそれぞれ性格や個性があるため、飼い主さんに対する反応も犬によって違うといわれています。
たとえば「大好きー! 」と全身でわかりやすく喜びを表現するコもいれば、クールにあるいは控えめに表現するコもいますよね。
愛犬がみせる何気ない行動が、実は人への愛情表現であるかもしれません。
「犬がみせるさりげない愛情表現」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬が人に対してみせる「わかりやすい愛情表現」
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬が人に対してみせる以下の行動は、人に対する愛情表現である可能性があります。
- 体をなめてくる
- 体をすり寄せてくる
- 前足を出して「ねぇねぇ」とアピールする
- 転がってお腹を出す
これらは「犬のわかりやすい愛情表現」として飼い主さんが気がつきやすい犬の行動です。
犬が人に対してみせる「さりげない愛情表現」
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬からの愛情表現といっても、その表現がわかりやすいコもいれば、控えめに表現するコもいます。
たとえば、
- 飼い主さんの側でリラックスしている
- アイコンタクトをよくとってくる
- 飼い主さんの行動をよく観察している
このような犬の行動は一見わかりにくいですが、実は犬から人に対する「さりげない愛情表現」である可能性があります。
犬のさりげない愛情表現に気が付くポイント
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬によっては愛情をわかりやすく表現してくれるコもいれば、普段からあまり表現しないコ、少しシャイなコなどもいます。
このため、まずは愛犬の性格をよく理解するためにたくさんコミュニケーションをとって、犬のさりげない行動に気がつくことができるように愛犬をよく観察してあげてください。
クールやシャイな性格の犬たちもわかりやすい表現をしていないだけで、実は日々の生活のなかで飼い主さんへの愛をしっかりとみせてくれているかもしれませんね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください