インベスト香港と香港電台（ＲＴＨＫ）はこのほど、「HK – Business Made Easy: Exploring Opportunities in Hong Kong」と題する８話シリーズの番組を制作した。同シリーズでは、海外から香港へ進出した企業17社の代表者に話を伺い、香港が提供する魅力とユニークな商機について話してもらうとともに、各社が香港でどのようにビジネスを立ち上げ、拡大したかを紹介する。香港では毎週土曜日、RTHKチャンネル31で午後7時30分より放送、今回はその第6話から第7話までを紹介する。
第6話：大湾区に進出したビジネス・プロフェッショナルサービス産業（１）Ernst & Young。監査、コンサルティング、税務等の専門プロフェッショナルを擁する4大会計事務所グループの１社。香港とマカオの事務所に3300人以上のスタッフが所属。2023年、大湾区にセンター・オブ・エクセレンスを開設。（２）Paul Lafayet。2010年、尖沙咀での出店を皮切りに香港で13店舗展開するフランス洋菓子店。さらに上海、深センにも進出して大湾区エリアに８店舗展開中。第6話の動画は以下。
第7話：イノベーションとテクノロジー産業（１）ウシオ電機株式会社。1986年に香港に進出、海外向けにプロジェクターなどのOA機器用光源等製造する日本企業。COVID-19感染拡大で事業が停滞したのを機に地場スタートアップ企業Ecobayと共同で空港の手荷物カート用のウイルス不活化・殺菌設備を開発納入。（２）UISEE。2016年に北京に設立されたAIによる自動運転技術企業。香港には2019年に進出。香港国際空港向けに荷物輸送の自動運転トラック、パトロール車、空港内施設巡回ミニバスを開発し、スマート・エアポートを支える。（3）Westwell。世界18か国と地域に160の顧客を持ち、港湾から物流のデジタル輸送を支援する中国本土企業。今後は学術・産業分野への応用に期待。最近、国際開発本部を香港に設立。第7話の動画は以下。
