阪神電鉄 公道での自動運転バス 実証実験 西宮市の商業施設付近で

阪神電鉄は西宮市の商業施設近くの公道で、乗客を乗せて自動運転バスの実証実験を行いました。

自動運転バスの実証実験は、比較的交通量の多い商業施設周辺で、近距離移動のニーズの把握や、実用化への課題を検証しようと阪神電鉄が行ったものです。

コースは、大型商業施設「ららぽーと甲子園」と「UR浜甲子園団地」を結ぶ全長2.6キロで所要時間はおよそ15分。

定員7人の小型自動運転バスが最高時速20キロで周回しました。

このバスは、目には見えないレーザー光を使って道路上の障害物を感知し周囲と距離を取りながら走行。

運転手は乗車しますが、左折の際のハンドル操作や周囲の車両を感知してのブレーキ操作などは自動で行います。

また、今回の実験は無料で試乗することができ、乗車した人たちは次世代モビリティの乗り心地を確かめていました。

実証実験は6日も行われます。

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