となりまちさんぽ
桜の季節の天満橋は、春のウキウキ感でいっぱい。お花見のついでに立ち寄りたい、オシャレでおいしいカフェを紹介します。
※情報は取材時のもの。営業時間などが変更になっている場合があります
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海外観光客も注目のスペシャルティーコーヒー専門店①SÖT COFFEE 大阪天満橋
▲バスクチーズケーキセットは小菓子付きで1380円から(選ぶドリンクにより料金が変わります)
大阪城の西側、大手通り沿いにある「SÖT COFFEE(ソット コーヒー) 大阪天満橋」は、2019年の創業以来、海外の観光客にも人気のスペシャルティーコーヒー専門カフェ。英語が飛び交う国際色豊かな雰囲気です。自家焙煎のコーヒーは10種類以上あり、一つ一つに個性が。迷ったときはスタッフに相談を。
人気の組み合わせは、バスクチーズケーキと「御城 ダークブレンド」のセット。同店オリジナルの「御城 ダークブレンド」は、口にしたときに広がるダークチョコレート、ナッツ、スパイスのフレーバーが特徴です。深煎りの香ばしさとともに、遠くの方でほのかに感じる甘み。口当たり滑らかなバスクチーズケーキとも好相性です。最後は、ピッチャーに入ったアイス用のコーヒーでさっぱりと。
浅煎りが好みなら、「エチオピア トブツ ツタ G1」1580円がオススメ。コーヒー豆を独自の製法で発酵させた、ここでしか味わえない一杯です。ストロベリーを思わせる酸味、華やかなフレーバーで、まるでワインのような余韻が楽しめます。
▲スタッフと利用客との距離感の近さも魅力の一つ
▲店内ではポップアップギャラリーが開かれることも
▲明るい2階席は事前予約でイベントやミーティングなど、貸し切り利用も可能
大阪市中央区大手通1-3-7、ベルヴォア大手通1階・2階▽午前8時~午後7時(2階の利用は午前11時~午後5時)▽無休
暮らしを豊かにする雑貨から広がるカフェでの時間②dieci
▲「SEASONAL DESSERT」はドリンクとセットで1500円(写真は春メニューのキャロットケーキ)
リサ・ラーソンの日本代理店としても知られる「dieci(ディエチ)」は、背景にストーリーがあるアイテムを販売する雑貨店。用の美を感じる作家物の食器やクスっと笑ってしまうような置物、暮らしをちょっと楽しく豊かにしてくれるようなアイテムがそろいます。その世界観の広がりを食と時間・空間で表現するのが、2階のカフェです。
「SEASONAL DESSERT」として、今春楽しめるのがキャロットケーキ。ほんのりオレンジがかった濃密な生地に、滑らかな口当たりのフロスティングが絶妙に合います。バターとチーズをベースにしたフロスティングは、濃厚でありながら重くないのが特徴。文旦など季節のフルーツもたっぷり添えられています。ドリンクも、コーヒー、紅茶、チャイ、ほうじ茶など豊富。スウェーデンの紅茶「ティーハンデル」も5種類のブレンドから選べます。
使用している食器はヴィンテージのものもありますが、1階のショップで購入できるものも。また、イベントやワークショップも定期的に開催されていて、5月にはディエチのドリンクとともに楽しめる、写真家・中川正子さんのトークショーが予定されています。
▲アルテックのチェアが並ぶカフェスペース。そこかしこに飾られたアート作品も必見
▲1階のショップにはリサ・ラーソンのほか、陶芸作家の鹿児島睦のアイテムやロードワークスによる琉球張り子など、国内外のプロダクツを販売
▲10月17日で25周年を迎える同店。周年イベントも計画中
大阪市北区天神橋1-1-11、天一ビル1階・2階▽午前11時~午後6時▽火曜休
1階 https://dieci-cafe.com/dieci/