パワハラ疑惑の長谷川岳参議に全庁一斉お礼メール依頼 鈴木知事「適切でない」職員への言葉遣いなど原因か

今年度の国の予算成立時、長谷川岳参議院議員に部長職からお礼のメールを送るよう道が全庁一斉に依頼していたことが明らかになり、鈴木知事は適切ではなかったと述べました。

道によりますと計画推進課から先月7日に、国の新年度予算成立時に「部長職から長谷川参議へお礼連絡を頂きたい」と、また、予算成立前日の先月27日に「速やかに連絡を願う」というメールを全庁一斉に送っていたということです。

鈴木直道知事)

「メールで全庁一斉にお礼メールを指示するということは適切ではないと考えている。今後こういった対応については改めていただきたいと思っているし、そのように指示した」。

鈴木知事は5日の会見でこのように述べ、長谷川議員の言葉使いなどを威圧的と受け止めた職員が複数確認されたとして、そうした状況が「今回の対応につながった可能性がある」と話しました。道はこうした全庁一斉メールでお礼を送るよう求めた国会議員は長谷川議員だけだったとしています。

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