小林製薬の紅麹を原料としたサプリメントで健康被害が相次いでいる問題で、福島県内では、これまでに10人が体調不良を訴えていることが分かりました。
この問題は、小林製薬の紅麹を使ったサプリを摂取した人が、腎臓などに病気を発症する健康被害が相次いでいるものです。
県などによりますと、5日午後3時現在、保健所管内別にいわき市で4人、県北で2人、福島市、郡山市、県南、会津でそれぞれ1人の合わせて10人が、サプリを摂取後、体調不良を訴えていて、このうち7人が通院中だということです。
県は対象の商品を摂取し、体調不良を感じた場合は保健所に相談するよう呼びかけています。