県警察学校で入校式 警察官と一般職員に辞令交付 学校長「強い信念をもって訓練に取り組んで欲しい」

とちぎテレビ

宇都宮市にある栃木県警察学校で、4月7日に入校式が行われ、この春採用された新人警察官たちが新たなスタートを切りました。

県警察学校に入校したのは、この春新たに採用された警察官と一般職員合わせて88人です。そのうち女性は38人で、新人警察官に占める女性の割合は過去10年間で最高となりました。

4月1日から敬礼や返事の仕方などを教わった入校生たちは、一糸乱れぬ動きを見せ、辞令の交付で一人ひとりの名前が呼ばれると、入校生は力強い返事で答えました。

式辞で田中正樹学校長は「警察の職務は県民の生命・身体や財産を守り、公共の安全と秩序を維持すること。そのために強く、正しく、親切で明るい警察職員になるという強い信念を持って訓練に取り組んで欲しい」と激励しました。

これに対し入校生を代表して平野聖人さんが誓いの言葉を述べました。

新人警察官たちは半年から10か月の間警察官として必要な知識や技術を学び、その後、各地の交番に配属されます。

初任科205期生総代の岡田和花さんは「これから警察官になるんだという志と、今後の生活において警察官として人格を磨いていけるように頑張っていかなけばと思った」と話し、初任科206期生総代の平野聖人さんは「県民の信頼を得られる、そして安心・安全を守れる警察官になれるよう精進して参ります」と話していました。

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