バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが練習復帰だ。
足首の負傷で3月上旬より離脱、同月のオランダ代表にも招集外だったデ・ヨング。その間のバルセロナはラ・リーガで3試合連続クリーンシートの3連勝を達成し、状態は悪くない。
欧州は9日よりチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝が幕を開け、バルセロナは10日、敵地でパリ・サンジェルマン(PSG)との1stレグ。超重要ゲームを控え、4日からデ・ヨングが練習に復帰した。
PSGのお膝元パリに本社を置くフランス『RMC Sport』が「バルサに朗報」と警戒感を示す一方、バルセロナ贔屓のカタルーニャ紙『スポルト』は「クラブはデ・ヨングのPSG戦起用に慎重」とレポート。ただ、少なくともパリ遠征には帯同させる可能性が高いという。
ここ最近のバルセロナは中盤で21歳フェルミン・ロペスが逞しく、33歳イルカイ・ギュンドアンも10日間ゲーム間隔が空くため休養バッチリ。「チャビ・エルナンデス監督はセルジ・ロベルトをパリで先発起用か?」とも聞こえてくる。
したがって、そこまで無理をさせたくないデ・ヨングは花の都でベンチスタートが濃厚といったところか。これが『RMC Sport』と『スポルト』の共通見解となっている。