武田修宏氏が能登半島地震被害の珠洲市訪問 子供たちとサッカー交流「1日も早い復興を願いたい」

能登半島地震復興支援プロジェクトに参加した(左から)武田修宏氏、都築龍太氏、石川直宏氏、橋本英郎氏、永島昭浩氏

元日本代表FWの武田修宏氏(56)が5日、日本サッカー協会の能登半島地震復興支援プロジェクトの一環として石川・珠洲市を訪問した。

武田氏はこの日、ともに元日本代表の永島昭浩氏、都築龍太氏、橋本英郎氏、石川直宏氏と金沢駅から車で約3時間かけて珠洲市入り。午前中は、同市のつばき保育園を訪れ、3歳からの子供たち約80人と交流。一緒にシュートをしたり、特別ルールの鬼ごっこを楽しんだ。

最後にポケモンキャラクターのエースバーンも登場し、子供たちは大喜び。一人ひとりにエースバーンが描かれたボールやリュックサックをプレゼントし、武田氏らと記念撮影を行った。

午後からは同市宝立小中学校に足を運び、小学1年~中学3年生までの約40人とサッカーを通じて交流を深めた。元日本代表メンバー対子供たちのゲーム形式の実戦などを行った。武田氏は「汗もかきながら、途中足がつるまで走り切りました」と笑顔で汗をぬぐった。まだ、がれきの山になっている場所があり、復興途上となっている状況をうかがわせた。武田氏は「まだまだ復興が進んでないところもありますが、1日も早い復興を願いたいですし、子供たちに元気を与えることができました」と語っていた。

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