広島カープが勝った翌日にお伝えするヒーローインタビュー。4月4日のヒーローは、劇的でした。
8回にダメ押し 6点目タイムリーヒット 広島カープ 矢野雅哉 選手
― 今シーズンの初ヒットがタイムリーに。
「ありがとうございます。去年、得点圏で0割3分で終わったので、ことしはなんとしても2割台に残したいと思っていたので、打ててよかったです」
― 逆転に成功して、いい流れで打席が回ってきたが？
「前のバッターの松山（竜平）さんがしっかり回してくれたので、本当にありがとうございます」
― 開幕早々、内野手の争いも非常に激しい。どんな思い？
「レギュラーを取れたら一番いいんですけど、今は与えられたところで必死に食らいついて、がんばっていきたいと思います」
― 今シーズンの矢野選手個人としての目標を。
「あしたからも試合はあるんですけど、これから、ここから連勝できるようにがんばっていきます」
8回に勝ち越しの2点タイムリー 広島カープ 松山竜平 選手
― 勝ち越しタイムリー。みごとなヒットでした。
「ありがとうございます」
― 去年も代打で大活躍でしたが、ことしも見せてくれました。
「そうですね。ここ3試合、ちょっとチャンスで打てていなかったんですけど、きょう出て本当によかったです」
― 今シーズン5席目での初ヒットがタイムリーに。17年目でもひと味違う？
「そうですね。17年目ですけど、すごく緊張して、きょうのヒットは最高にうれしかったです」
― 追い込まれた中でバットを投げ出すようにして打った。
「ぼくらしいヒットが出たと思います」
― あの打席に入るときの狙い、打ったときの手応えは？
「とにかく落ちてくれと。あとはもう、落ちてくれた瞬間は本当にうれしかったです」
― チームも3連勝。始まったばかりだが今シーズン初の勝ち越し。
「まだまだ、ここから先は長いので、みんなで一丸となってどんどん勝ちをつけていきたいと思います」
― ファンのみなさんも松山さんの今シーズン初のヒーローインタビューに期待している部分もあると思いますが…
「とにかく、まだ1年は長いので、あしたからもしっかりチームの力になれるように。そして、きょう、なんとかヒーローになれたので一発目…。鹿児島にいるばあちゃん！ 天国にいるじいちゃん！ きょう、オレ、やったよー！」
◇ ◇ ◇
青山高治 キャスター
いやあ、やっぱり松山選手のヒーローインタビュー、締まりますね。
コメンテーター 桑島美帆 さん（中国新聞社 文化担当記者）
締まりますね。きのうから何回も聞いています（笑）
青山高治 キャスター
ことしもあのフレーズが聞けたなって感じがしますもんね。一方で矢野選手はフレッシュでした。
中根夕希 キャスター
そうですね。プレー中もとっても表情がよかったので、なんか勢いを感じさせます。
青山高治 キャスター
まさに若手とベテランっていう、今シーズンを象徴するようなヒーローインタビューでした。
