【バレーボール】古賀紗理那 パリ切符懸けた福岡での一戦「会場で私たちの背中を押して」

NTCで会見を行った女子代表の小島満菜美(左)、古賀紗理那(中)、井上愛里沙

バレーボール女子日本代表で主将の古賀紗理那(27=NEC)は〝一戦必勝〟で夢舞台行きのチケットをつかみ取る覚悟だ。

パリ五輪切符をまだ手にしていない女子日本代表にとっては、5月に開幕するネーションズリーグが運命を懸けた大一番となる。予選ラウンド終了時の世界ランキングによってパリ五輪の出場チームは出そろう。古賀は5日に都内で実施された会見で「個人的にはすごい気合が入っている。プレッシャーが大きい試合は続くが、それ以上に自分たちで成長していきたい気持ちが強い」と力を込めた。

すでに男子はパリ五輪切符を獲得済み。女子も続きたいところだが「結果を考えてしまうと、固くなったり、必要以上にプレッシャーを感じてしまったりする。でも自分たちが信じた練習を積み重ねて、勝てたらさらに自信になると思うし、出し切ることが大切」と平常心を強調し「先の結果のことを考えすぎずに、今は積み重ねるための1日というふうに常に練習したい」と展望を語った。

6月11日からのネーションズリーグ予選ラウンド最終週は福岡・北九州で開催。チケットは4月10日より先行販売される。地方での戦いを前に、古賀は「今年の最大の目標であるパリ五輪に出場するために、まずはパリ五輪の切符をつかむために個々の力を結集させてチームとして戦っていきたい。ネーションズリーグの福岡大会はたくさんの方に会場で私たちの背中を押していただきたいと思うので、たくさんのご声援よろしくお願いします」と呼びかけた。

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