三笠市役所に不発弾のような物 火薬なしの旧日本軍弾薬と判明 納屋を整理した男性が処理に困り持ち込む

三笠市役所に市民が不発弾のような物を持ち込み職員ら200人以上が一時避難する騒ぎとなりましたが、回収の結果、火薬の入っていない弾薬だったことがわかりました。

5日午前11時すぎ、三笠市に住む男性が不発弾のような物を三笠市役所の庁舎内に持ち込みました。当時、庁舎内にいた職員や来庁者などおよそ220人が避難しましたが5日午後3時半すぎ、自衛隊によって回収されました。

住民)

「警察の方から危ないんで待機してくださいと言われて。無事に済んで良かったと思います」。

自衛隊によりますと、回収されたのは火薬が入っていない旧日本軍の弾薬でした。警察によりますと弾薬は男性が自宅の納屋を整理中に見つけたもので、処理に困って市役所に持ち込んだということです。

三笠市役所は5日午後4時半から通常業務を再開しています。

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