「流石にヤバい」“謎判定”に疑問殺到 バット当たらずも…62歳球審に「彼らしい」

かねてから疑惑の判定が多いエンジェル・ヘルナンデス氏(右)【写真:Getty Images】

内角高めの球に対してスイング判定に

■タイガース 6ー3 メッツ(日本時間5日・ニューヨーク・ダブルヘッダー第1試合)

死球と思ったらスイング? 1つの判定が話題となっている。4日(日本時間5日)に行われたタイガースとメッツのダブルヘッダー第1試合で、エンゼル・ヘルナンデス球審が下したコールに、「なぜこの男はメジャーリーグの試合で現在も審判をすることを許可されているのだろうか」とファンも首を傾げた。

タイガース3点リードの延長11回、打者のトーケルソンは内角高めのボール球に出かかったバットを止め、手の甲にボールがかすったと死球をアピール。捕手のミットにはそのまま収まったため、判定しにくいシーンではあるが、米紙「ニューヨーク・ポスト」によると、球審はファウルチップだと主張。タイガースベンチからはAJ・ヒンチ監督が飛び出し、審判たちに確認する事態となった。

結局判定は変わらず、トーケルソンは直後のボールを打って三ゴロに倒れた。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」はこの場面の動画を投稿し、「ということでエンゼル・ヘルナンデスはこれがスイングだと言った」と、驚く顔文字を付けた。

62歳のヘルナンデス球審はたびたび判定で物議を醸しており、それもあってネット上のファンからは「MLBの審判は酷い判定をしたときに罰金を科されたり、解雇されたりするのだろうか?」「エンゼル・ヘルナンデスは自分の仕事において、本当に下手だ」「しかしMLBは彼のことを雇い続けている」「ヘルナンデスは彼らしいことをやっているな……」「流石にヤバいって エンジェルスイングかよ」「体が反応しただけで振ったとみなされストライク判定 by エンジェル審判」などと疑問の声があがっていた。(Full-Count編集部)

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