9歳の女児死亡事故で福山市の医師(37)を起訴 120キロでスポーツカー走行か

2022年6月、福山市内で軽乗用車とスポーツカーが衝突し9歳の女の子が死亡した事故で、広島地検福山支部はスポーツカーを運転していた男性医師を起訴しました。

「過失運転致死傷」の罪で起訴されたのは福山市在住の37歳の男性医師です。起訴状などによると、2022年6月、福山市霞町の交差点で時速約120キロでスポーツカーを運転。対向車線から右折してきた軽乗用車と衝突し、軽乗用車に乗っていた9歳の女の子を死亡させるなどした疑いです。一方、軽乗用車を運転していた女の子の64歳の祖父も、対向車の確認が不十分だったとして「過失運転致死傷」の疑いで書類送検されましたが、広島地検福山支部は3月28日付けで不起訴処分としました。理由について、「情状全般を考慮した」としています。(2024年4月5日)

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