JR大館駅前にある市の観光施設「秋田犬の里」に展示されている鉄道車両、通称「青ガエル」の一般公開が5日、再開されました。春の訪れとともに“冬眠”から目を覚ました「青ガエル」。今年も多くの人を出迎えます。
穏やかな日差しが降り注いだ5日の大館市。「青ガエル」も目覚めの時を迎えました。一般公開の再開に合わせてセレモニーが行われ、市内の保育園の子どもたちもかけつけました。
観光案内所として使われていたJR渋谷駅前から4年前に大館に移された「青ガエル」。冬の間は寒さや雪で車両が劣化するのを防ごうと、シートで保護されていました。およそ半年ぶりの公開です。
車内では忠犬ハチ公が結んだ大館と渋谷の交流の歴史が紹介されていて、今年はその歩みを記した年表がリニューアルされました。「青ガエル」の一般公開は、雪が本格的に降り始める前までで、今年も地元の人や多くの観光客を出迎えます。
