みどり市はボートレース桐生を運営する関東開発との契約を更新しました。売り上げの大きな伸びで、市の収益はこれまでの4倍となる年間20億円となり、市は子育て支援に活用するとしています。
これはボートレース桐生で行われたみどり市の臨時会見で明らかになったものです。
ボートレース桐生はみどり市が所有し関東開発が運営を行っています。
これまでは事業収益目標額を年間2億350万円、阿左美沼の賃貸料として年間3億円の計5億350万円をみどり市が受け取る契約となっていました。
3月25日に10年に1度の契約更新が行われ、市と関東開発で協議を重ねた結果ボートレース桐生の売り上げが大きく伸びていることや地域貢献を背景に事業収益目標額として年間18億円、阿左美沼賃貸料として年間2億円のあわせて20億円を市が受け取ることで合意しました。
市は、この20億円を新たに創設する仮称「子ども未来基金」に積み立てながら、子育て支援の充実に繋げる考えです。
みどり市の須藤市長は「他の市が羨むような地域施策を実行していきたい」と抱負を述べました。
なお、この契約の有効期間は5年で、順調に進めば6月の市議会で基金の創設が提案されます。