中高一貫の高校で入学式 新しい仲間と高校生活スタート

県内の公立高校も入学式シーズンです。多くの高校は来週、入学式が行われますが、秋田市内にある中高一貫校では一足早く入学式が行われ、新入生が高校生活をスタートさせました。

中高一貫校として誕生し、今年が25年目となる秋田市立の御所野学院高校。まもなく訪れる新緑の季節を思い起こさせる深い緑色の制服に身を包み、体育館に新入生が入場しました。御所野学院高校で5日、一足早く入学式が行われ、新入生79人が高校生活の第一歩を踏み出しました。

高校は4年前、2020年に併設する御所野学院中学以外の生徒の受け入れを始めています。今年度は79人のうち、6割余りにあたる51人が一貫校以外の中学校に通っていた生徒です。

式では新入生を代表して糸屋愛優美さんが高校生活への期待や抱負を述べました。糸屋さんは「新しい環境や広がる人間関係などに対する不安もあります。しかし様々な学校から集まった新しい仲間と助け合い切磋琢磨していろいろなことに挑戦したいと思います」と述べました。

県内の多くの公立高校は8日に入学式が行われます。県北地区の3つの高校が統合して新たに誕生する鹿角高校も8日に入学式を予定しています。

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