京都サンガ 高卒ルーキー・安齋悠人がプロ初スタメンで存在感示す

サッカーJ1の京都サンガは、リーグ戦5節を終え、1勝2引き分け2敗と、中々波に乗れない中、4月3日、ガンバ大阪との京阪ダービーに臨みました。
敵地で勝利の花を咲かせることができるのか!?

この試合、福島県・尚志高校出身の高卒ルーキー・安齋悠人が、プロ初スタメンに抜擢されました。
前半8分、安齋が敵陣で相手ボールを奪うと、原へとつなぎ、最後は豊川がシュート!
惜しくもゴールを捉えることができませんが、安齋が起点となり、得点機を演出します。
その後も安齋は、アグレッシブにドリブルを仕掛け、シュートを放ち、得点のチャンスをうかがいます。
安齋は、後半途中で交代となったものの、スタメン起用に応え、存在感を示しました。

【声】京都サンガ 17 安齋悠人 選手
「(チョウ監督から)何も心配していないけれど、泥臭くやれと言われていたので、まず自分がきれいなドリブルとか、きれいなシュートとかじゃなくて、泥臭いプレーでボールを奪って、ゴールに向かっていく姿勢だったりとか、そういう基本的なところを改めて自分の中で奮い立たせてやりました」

雨脚が強くなった後半、サンガは、相手に再三ゴールをおびやかされますが、ゴールキーパーのク・ソンユンを中心に決死のディフェンスを見せます。
そして後半アディショナルタイム、安齋に代わって入ったマルコトゥーリオが決定的なチャンスを迎えます。
しかしこれを決めることができず、2試合連続の引き分けとなりました。

【声】京都サンガ 17 安齋悠人 選手
「結果振り返ってみれば0-0なので、自分が出た前半で1点2点決められていれば、勝ち点3を取れた試合だったので、そこは1本取っておきたかったなと思います」

【声】京都サンガ チョウ監督
「特に(安齋)悠人は高卒1年目ですけれど、非常に堂々と物怖じしないところを、今日も見せてくれたので、非常に楽しみだなという気持ちになりました」

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