故マイケル・ジャクソンさんが〝ネバーランド牧場〟でかわいがっていた愛象のアリくんが生きていた。米フロリダ州の動植物園「ジャクソンヴィル・ズー・アンド・ガーデンズ」が先日、フェイスブックで伝えた。
生前、マイケルさんはネバーランド内の動物園でゾウを飼育していた。1994年に3歳と思われるゾウ2頭を取り寄せ、ネバーランドの園内をパレードさせていたという。1997年にジャクソンヴィルの動植物園に寄贈された。
そのうちの1頭、オスのアリくんは34歳でも元気いっぱいだ。ゾウの平均寿命は60~70歳といわれている。
今回、フェイスブックに近況がアップされたのは、アリくんのキバの大手術が行われたからだ。
世界から30人の専門家が集められた。野生動物の獣医師、歯科外科医、麻酔医、ゾウのケアのスペシャリスト、野生動物コンサルタントなど。3時間半の手術は成功した。
アリくんは2018年に同園内から一時的に脱走したことで話題になったことがある。