鳥取県で新たに健康被害の疑い 小林製薬「紅麹コレステヘルプ」を約1年間摂取…60代女性「足のむくみ」

小林製薬の「紅麹」製品をめぐる問題で、鳥取県は5日新たに1人の健康被害の疑いが分かったと発表しました。

鳥取県によりますと健康被害の疑いがあるのは県内に住む60代の女性です。

この女性は今年2月までのおよそ1年間、小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」を摂取し、足のむくみの症状が出ましたが、現在は回復しているということです。

鳥取県で健康被害が疑われるのはこれで2人目ですが、いずれも症状と製品との因果関係は分かっていません。

県は引き続き、自主回収の対象となっている食品をホームページなどで確認し、口にしないよう呼び掛けるとともに、異変があった時は保健所などに相談するよう呼び掛けています。

一方、島根県での健康被害に関する相談はこれまでのところ9件です。

© 株式会社山陰放送