眞鍋監督「ネーションズリーグ初戦からスタートダッシュをきる」 パリオリンピック出場に向けてバレーボール女子日本代表が会見

女子日本代表【写真:月刊バレーボール】

パリオリンピック出場が懸かるネーションズリーグ(VNL)に向けてバレーボール女子日本代表が4月5日、東京都内で会見を開き、国内合宿に参加する選手22名と眞鍋政義監督ら日本代表スタッフが参加した。

翌月から開催されるVNLで結果を残すことがパリオリンピック出場に向けて必須となる。意気込みを聞かれた眞鍋監督は「まずはパリオリンピック出場権を獲得する。初戦の5月15日からスタートダッシュをきりたい」と思いを語った。

今年のチームスローガンが「ONE TEAM ONE DREAM」に決まったことも発表。チーム一丸でパリオリンピック出場をつかみにいく。

昨秋のパリオリンピック予選で出場権を逃した女子日本代表。チームのどんな部分を底上げしたいかと聞かれた眞鍋監督は「昨年の反省からサーブレシーブなどのディフェンス、サーブ、20点以降の勝負どころでのパフォーマンス」と3つの要素を上げた。その言葉通り、会見後に行われた公開練習では選手たちのアップ後、真っ先にスパイクレシーブを練習。ディフェンス強化への意識が表れていた。

チームを率いる古賀紗理那主将は「今年の最大の目標であるパリオリンピック出場に向けてチームとして戦っていきたい。自分も含めて全員が個々の能力を上げていく必要がある」と語った。

初のイタリアリーグ、フィレンツェでのシーズンを終えた石川真佑は「高さがあるブロックに対して工夫のあるプレーを意識していた。昨シーズンよりも成長したプレーを出していきたい」と意気込みを語った。

また、3年ぶりに日本代表へ復帰した黒後愛は「(代表に選出されて)うれしい気持ち、それに尽きます。出場機会も少なかったので、選ばれるのは難しいかなと思っていた。代表選出の連絡をもらったときには、即答で『行きます』と伝えた」と笑顔で語った。

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