一騎打ちの矢板市長選 接戦の行方は 4月7日に投開票

とちぎテレビ

任期満了に伴う矢板市長選挙は4月7日に投開票が行われます。選挙戦は3期目を目指す現職に新人が挑む一騎打ちの構図となっています。

立候補したのは届け出順にいずれも無所属で、前の矢板市議会議員で新人の森島武芳候補37歳と、3回目の当選を目指す現職の齋藤淳一郎候補51歳の2人です。

森島候補は「矢板をあきらめない。きっと、良くなる」を合言葉に7つの政策を公約の柱に据えています。大手の求人・人材紹介会社でおよそ12年間、組織のコンサルタント業務や新規事業の開発に携わってきた森島候補は「雇用・経済」を公約の一丁目一番地に掲げています。

齋藤候補は重点的に取り組む公約として、産業の振興や子育て支援など6つの項目を掲げています。2期8年の実績として、「矢板北スマートインターチェンジ」などを整備してきた一方で、積極的な財政改革を行って財源を着実に確保したことを強調しています。

現職と新人による一騎打ちとなった今回は市の喫緊の課題である人口減少対策などを争点に接戦を繰り広げています。

投票は7日、日曜日の午前7時から午後7時まで市内16カ所の投票所で行われ、即日開票されます。

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