「ドラゴンクエスト」などが犬猫用グッズに、スクウェア・エニックスがペット業界に初参入

スクウェア・エニックスは4月4日に、ペットグッズブランド「SQEX PETs(スクエニペッツ)」を展開することを発表した。ペット業界への参入は、同社の創業以来初となる。

「SQEX PETs」ブランドとして犬・猫用グッズの企画販売を予定

まずは人気ゲーム作品3シリーズ展開

「SQEX PETs」は、同社の人気ゲーム作品「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」、およびディズニーとの共演によって生まれた「キングダム ハーツ」の計3シリーズに関連する、ペットグッズを企画販売する独自ブランド。

初期ラインアップはおもに犬・猫用として、リードやバンダナ、ウェア類をはじめ、大型の爪とぎやベッドのようなインテリアとしても楽しめるアイテムの制作を予定している。IPを所有する企業が自らグッズの企画制作を行うことで、原作タイトルのコンセプトやキャラクター、世界観のすべてを尊重しつつ、クオリティの高い商品を提供していく。

「FINAL FANTASY &PETs」と「KINGDOM HEARTS &PETs」は、ゲームでキャラクターデザインやゲームデザイン、ディレクターなどを務める野村哲也氏がアイテムを実際に監修したほか、「FINAL FANTASY &PETs」のロゴデザインも担当している。

同社はペット業界への参入にあわせて、4月4~7日に東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催されている、日本最大級のペット産業見本市「インターペット」に初出展しており、同社ブースでは現在開発中のペットグッズ見本展示や、ぬいぐるみ・文房具といった既存人気商品の販売を行う。また、一般来場者向けにペットと写真が撮れるフォトブースを2カ所設置する。

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