維新・馬場代表も来援 両陣営とも活動活発化「自民不戦敗」長崎3区補選 野党一騎打ち公算大《長崎》

自民党が “不戦敗” を決めた衆議院長崎3区の補欠選挙は、野党候補の一騎打ちの公算が大きくなっています。

今月16日の告示を前に、両陣営ともに活動を活発化させていて、党本部からの応援も相次いでいます。

5日午後、街頭演説に立った日本維新の会の新人で立候補を予定している、井上 翔一朗氏 40歳。

応援のためマイクを握ったのは、馬場 伸幸代表です。

(日本維新の会 馬場 伸幸代表)

「政治をあきらめないでほしい。今回の選挙で、もう誰を選んでも一緒だろうと、 もう選挙に行っても仕方ないだろう、そう思わないでほしい」

谷川弥一氏の辞職に伴い行われる「長崎3区補欠選挙」。

自民党は今週2日、候補者擁立を“見送る”と発表しました。

補選を含む国政選挙で、自民党が県内の選挙区に候補者を擁立しないのは結党以来初めてで、これにより、野党候補による一騎打ちの公算が大きくなっています。

(井上 翔一朗氏)

「ようやく構図が決まったというところ。今回候補者を出さないというところで(自民は)政権与党の役割を果たせなかったところはあると感じる。ただ、私の選挙に向けた戦略は大きく変わることはなく」

5日夕方、長崎空港に姿を見せたのは、同じく出馬予定の立憲民主党・衆議院議員、山田 勝彦氏 44歳。

自民“不戦敗”を受けては・・・。

(山田 勝彦氏)

「その可能性は高いとずっとこの間言われてきたので、何ら気持ちの変化はなく、当初から言っているようにお金の力で動くような政治ではなくて、国民県民の皆様の声で動く、まっとうな政治へとそういう思いで挑んでいきたい」

午後7時からは蓮舫参議院議員とともに、大村市内で国政報告会を行い、6日は、岡田 克也幹事長も長崎入りする予定です。

長崎3区補欠選挙は、今月16日に告示、28日に投開票が行われます。

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