ストリーマー、ゲーム実況者、VTuberたちで賑わう配信シーン。
「スト鯖」や「ストグラ」などの大型配信イベントを始めとして、配信者同士で盛んな交流が行われています。
コラボや交流のためには、1つのタイトルに特化するだけではなく、FPSや格闘ゲーム、サバイバルゲームまで、様々なゲームタイトルのセンスやコミュニケーション能力が求められます。
とはいえ、そうしたゲームセンスやコミュニケーション能力がなくても、視聴者を沸かせられてこそエンターテイナーというもの。
今回は、そうした魅力あふれる配信者・たかやスペシャルさんを紹介します。
『LoL』配信者・たかやスペシャルとは?
たかやスペシャルさんは『League of Legends(LoL)』をメインに活動するTwitchストリーマー。
以前は、『LoL』の国内リーグ「LJL」を目指すゲーミングチーム・Hokuto Esportsに所属していたことも。
ストリーマーとしても『LoL』ではグランドマスターという上位ランクに到達。いわゆる実力派の配信者として知られていました。
しかし、たかやスペシャルさんの本当の魅力は『LoL』のスキルではありません。詳しく解説していきます。
リスナー相手への全力対応が“たかスペの魅力”
たかやスペシャルさんの配信の魅力は、何といってもリスナーとの距離感でしょう。
常に数千人が視聴する配信では、コメントも凄まじい勢いで流れるもの。
しかし、調子の良いときのたかやスペシャルさんは、そんな勢いの凄まじいコメント欄と野球談義を繰り広げながら、ゲーム内ではチームを勝利に導く見事なプレイを披露します。
調子の悪いときでも、コメント欄で気になったコメントに名指しで反応。
名前を読み上げ、そのユーザーが過去に送ってきたコメントの履歴を確認しながらツッコミを入れていく様子は、配信の風物詩となっています。
『LoL』の上手さは通用しないのか──たかスペも『SEKIRO』に大苦戦
ところが『LoL』以外のゲームになると雰囲気は一変。
現在、高難易度ゲームとして知られる『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』を攻略中なのですが、4月3日には、中ボスに相当する山内式部利勝を相手に苦戦を強いられていました。
高難易度ゲームの配信では、攻略が滞りコメントも辛辣なものになりがち。特に相手が主要な大ボスではなく、中ボスとなれば当然です。
たかやスペシャルさんの配信も荒れてしまうのですが、あまりにも長時間同じところで苦戦する様子にコメント欄も慣れてきたのか、諦めてきたのか応援ムードに。
この内弁慶ぶりは、多くの『LoL』配信者を集めてカスタムゲームを主催しているk4senさんからも言及されており、本人も気にしている様子。
配信では日々、視聴者とともに作戦会議や、仮想のコラボ相手の反応を想定したシミュレーションを繰り広げています。
愛があふれる「LJL」での全力応援
一方で、『LoL』に対しての愛は間違いなく本物。
「LJL」の観戦ウォッチパーティ配信では、自分の試合以上に熱狂。試合を応援するパブリックビューイングの会場にもゲストとして数多く足を運んでいます。
特に元チームメイトで、現AXIZ CREST所属のIno選手の試合では、彼のプレイに一喜一憂し、愛憎入り交じったリアクションを披露。
そうした愛が認められたのか、3月には福岡ソフトバンクホークスゲーミング(SHG)にストリーマーとして所属しています。
SHGは今シーズンの「LJL」を1位で通過。現在は国際大会出場をかけて太平洋地域の予選「Pacific Championship Series」に挑戦中。4月6日(土)には強敵・CTBC Flying Oysterとの戦いを控えています。
SHGの試合の行く末はどうなるのか、たかやスペシャルさんと共に応援したいところ。そして、たかやスペシャルさんの『SEKIRO』完全攻略がいつになるのか、こちらも見守っていきましょう。