母・はるの「お黙んなさい」に反響「石田ゆり子さん最高」

昭和の時代、日本初の女性弁護士になるヒロイン・猪爪寅子の人生を描いた連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。4月5日放送の第5回では、母・はるが寅子のために言ったセリフが話題となり、はる役の石田ゆり子に称賛の声が寄せられている。

寅子(伊藤沙莉)の肩を抱いて覚悟を問う、母・はる(石田ゆり子)(C)NHK

女子部法科に出願したことが母・はる(石田ゆり子)にばれた寅子(伊藤沙莉)。子どもの幸せを願うはるは当然大反対し、寅子に現実の厳しさを説く。話し合いの翌日、はるはお見合いのために振り袖を買いに行こうと寅子を誘う。

待ち合わせ場所で裁判官の桂場(松山ケンイチ)と再会した寅子は、どう母を説得するべきか相談する。しかし、桂場もまた寅子の進学には反対し、強い言葉で否定。一部始終を聞いていたはるは、桂場に食いかかる。そのまま寅子を書店につれていき、『六法全書』を買い進学を認めるのだった。

裁判官の桂場(松山ケンイチ)と偶然再会する寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

今回の放送では、寅子の進学に反対していたにも関わらず、桂場に否定される姿を目にし「お黙んなさい」「あなたにうちの娘の何がわかるっていうんですか」と声を荒げるシーンが描かれた。

SNSでは寅子を想うはるの姿や、はるを演じる石田ゆり子の演技に圧倒された人も多く、「今朝の石田ゆり子さんは最高だったな」「石田ゆり子さんの『お黙んなさい!』がずっと耳から離れない」「お母さんカッコイイ! 石田ゆり子さん、ステキすぎる」など称賛の声が相次いだ。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。4月8日放送の第6回では、明律大学女子部へ入学した寅子は、新たな人々と出会う。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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