免除すべき園児から給食費を誤徴収 一方で対象者からは取らず 市立幼稚園が確認不足でミス

滋賀県野洲市役所

 滋賀県野洲市は5日、市立幼稚園1園で、給食の副食費を免除している園児10人から計約5万2千円を誤徴収したと発表した。また免除対象でない10人からは計約5万2千円を徴収していなかった。

 市によると、非課税世帯や第3子などについては給食の主食以外の副食費を免除しているが、1、2月分を徴収した。徴収していなかったのも同じ2カ月分。

 今月1日に保護者から問い合わせがあり判明した。市から昨年、新たな免除対象者の一覧表を送付したが幼稚園が認識しておらず、市も確認をしていなかったという。市は対象者におわびの文書を送付するとともに、還付や徴収の手続きを行う。

© 株式会社京都新聞社