ぺこぱのシュウペイが3月25日に公式X(旧ツイッター)で、「自分は大丈夫だと思ってましたが今日の午前中にクレジットカードを不正に使われる被害にあいました!」「メールで某有名ネットショッピングサイトを装うもので、たまたまクレジットカードを新しくしたタイミングだったので更新忘れてたかぐらいの感覚で」「クレジットカードの情報を入力してしまいました」「約12万円の被害でした」と詐欺被害に遭ったことを報告した。カード会社が不正使用に気づいて対応してくれたため、大事には至らなかったとし、シュウペイはフォロワーたちに「皆さんも気をつけてください!」と注意喚起していた。
最近では電話、メール、SNSなどでの詐欺など、その手口も多様化し、常に進化しているため、誰もが被害者になる可能性がある。そこで今回は20~30代の男女100人に「“これって詐欺?”危険を感じたこと」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
第3位は、不審な電話。
番号非表示や、見知らぬ番号からの電話が頻繁にかかってくることがあるという人が多数。番号非表示の電話には基本的に出なくてもいいと思うが、番号表示されている場合はネットで調べるとどこからの電話か分かることもあるので一度検索してみるといいかもしれない。カード会社や保険会社など、自身が登録している会社からの営業電話や、「050」発信ならばネット通販の宅配ドライバーからの確認電話という場合が多い。しかし、迷惑電話や詐欺ということもありえるので、身に覚えのない番号からの連絡には注意をするにこしたことはないだろう。
「知らない番号から電話がかかってくる。知らない番号からの電話は出ないようにしている。不自然な文章のメールにも気をつける」(24歳/男性/学生・フリーター)
「見知らぬ番号からスマホに何度もかかってくる。ネットで検索すると大体が迷惑電話情報に登録されている。知らないものはメールも中身を見ないし、電話にも出ないようにしている」(34歳/女性/学生・フリーター)
「怪しい会社から電話がある。危ないと思ったものは手を出さない」(36歳/女性/主婦)
「知らない電話番号から調査の電話がかかってくる」(35歳/女性/コンピュータ関連技術職)
「マンション投資の電話勧誘。電話勧誘には疑いを持つ」(39歳/男性/研究・開発)
「オレオレ詐欺。ちゃんと知り合いからの電話か調べる」(32歳/男性/コンピュータ関連技術職)
「留守電の不審な記録は疑うようにしている」(31歳/男性)
「身に覚えのない番号からの電話には出ない。変なメールのリンクは開かない」(29歳/女性/営業・販売)
■第2位は頼んでない荷物の連絡など、SMSもヤバい
第2位は、SMS(ショートメール)。
SMSはショートメールサービスのことで、主に短めのテキストメッセージをやりとりできるスマートフォンのサービス。SMSはカード会社などのセキュリティ強化のための2段階認証に使われるため、使用頻度も高い。以前はスパムメールが多く、受信拒否ができるようになったが、最近ではネット通販会社や宅配業者、郵便局などをよそおったフィッシング詐欺メッセージが増えていることが問題になっている。
「ショートメールで何も頼んでいない時期に荷物の受け取り確認がくる。全てを詐欺かもしれないと疑いながら操作をする」(20歳/女性/学生・フリーター)
「ショートメールで荷物をお渡しできなかったと連絡が来る。身に覚えがないメールは無視する」(35歳/女性/出版・マスコミ関係)
「不在の荷物の確認で指定URLに飛ばそうとするショートメッセージ。よく考えて気をつける」(38歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「Amazonをつかっていないのに請求がきました。無視した」(32歳/女性/営業・販売)
「聞き覚えのない電力会社から電気を止めるとショートメールが入ったとき。どんな話も一度は持ち帰り、直ぐに話に乗ったりしない」(23歳/女性)
「どんな話も一度は持ち帰り直ぐに話に乗ったりしない。簡単にクリックしない」(29歳/女性/総務・人事・事務)
「Amazonを名乗るショートメールの内容。確認して迷惑メール登録」(33歳/男性/研究・開発)
「ショートメール、知らないメール、求人のお金を求めるものは気をつける」(30歳/女性/公務員)
「SMSでの身に覚えがない当選連絡や、配送連絡は怪しい。疑問に感じたら即調べる」(31歳/男性/広報・宣伝)
■第1位はシュウペイも被害の詐欺メール
第1位は、メール。
メールもSMSと同様に、冒頭のシュウペイが被害に遭ってしまったフィッシング詐欺などが増加している。実際にあるカード会社や金融機関、大手ネット通販会社などをよそおい、URLで偽のサイトに誘導し、クレジットカード番号やパスワードなどをだまし取るという手法が有名だ。疑わしいと思った場合はメールにあるURLをクリックせず、カード会社や金融機関、大手ネット通販会社のホームページに直接アクセスしたり、電話確認しよう。
「ある通販サイトやクレカのメールが、見覚えのないログインがあったから、確認してくれという内容のメールを受信した。必ずアプリからログインする。あと誤字脱字や文章の構成がバラバラだったら、絶対にURLを押さない」(39歳/男性)
「アカウントの凍結のお知らせがくる。怪しいドメインではないかチェックする。メール・電話・郵送物等、基本的に1回目の連絡ではリアクションしない(要返信の連絡は複数回来るのでそれで判断する)」(31歳/女性/会社経営・役員)
「クレジットカードのお知らせメールがくる。メールのURLは怪しいと思ったら押さない」(29歳/女性/学生・フリーター)
「スマホの通信会社から、パスワードを変えてくださいという旨のメールがきた。身に覚えのないメールは開かない」(39歳/女性/総務・人事・事務)
「ネットショップからメールで商品の説明をしてくる内容がきた。でもそのネットショップに登録していないメールアドレスにきたので詐欺だと思った。最後まで文章をチェックして確認した」(38歳/女性/総務・人事・事務)
「銀行から“本人確認が必要です”などのメールがくる。メールのURLではなく、直接自分で検索してサイトにいくようにしている」(30歳/女性/主婦)
「警察庁や国税庁など省庁からメールがくる。大抵のものは詐欺だと思ってメールを見過ごす」(39歳/女性)
「国税庁を騙るメールが届いた。油断しないようにしている。自分も騙される危険があると常に意識する」(37歳/男性)
「最近はやっているTikTokのいいねをスクリーンショットすると稼げるという副業の紹介がメールできた。できるだけそのようなメールがきても押さないようにしている」(30歳/女性/学生・フリーター)
「電気代が未払いですとしょっちゅうメールがくる。偽サイトじゃないか確認した」(23歳/女性/学生・フリーター)
「“あなたのスマホをハッキングしました”みたいなメールがきた。他にも自分と同じようなメールがきた人がいないかネットで調べる」(36歳/男性/学生・フリーター)
「メールで懸賞当選のお知らせがきた。怪しいものはネットなどで調べる」(23歳/女性)
「迷惑メールフォルダに、持ったことのないクレジットカードの請求がきた。無関係のメールは、読まない」(39歳/女性/主婦)
「芸能人のふりをしてメールをしてきて、返信を求める。不明な発信元に近寄らない」(39歳/男性/コンサルタント)
「会員になった覚えのないサイトの年会費未払いという催促のメールがきた。メールに添付されているURLにはクリックしない」(29歳/女性/学生・フリーター)
SNSなどネットも危険!? 「“これって詐欺?”危険を感じたこと」第4位以下はこちら!
■「“これって詐欺?”危険を感じたこと」ランキング
1位 メール
2位 SMS(ショートメール)
3位 電話
4位 ネット
5位 自宅訪問
6位 アプリ