リバプール対シェフィールド戦の中断、「ラマダン明け」の配慮だった

前半25分頃、日没とともに。

[プレミアリーグ 31節] リバプール 3–1 シェフィールド/2024年4月5日3:30(現地4日19:30)/アン・フィールド

イングランド・プレミアリーグ31節、リバプールFCがダルウィン・ヌニェス、アレクシス・マック・アリスター、コーディ・ガクポのゴールで、シェフィールドFCに3-1の勝利を収めて、前節に続いて首位をキープした。遠藤航はリーグ7試合ぶりに欠場している。

ヌニェスが先制点を決めた(17分)あと、ホームチームが1-0で迎えた25分頃、両チームの選手がピッチ脇に集まる、Jリーグでいう『飲水タイム』が設けられた。

『デイリーメール』によると、これはちょうど日没を迎えてラマダンが明けたイフタールにあたり、イスラム教徒であるリバプールのモハメド・サラー、イブラヒマ・コナテ、シェフィールド・ユナイテッドFCのアネル・アフメドジッチへの配慮で、オフ・ザ・ボールになった際、主審が小休止を挟んだそうだ。同メディアによると、試合再開時にはスタジアムから拍手も送られたという。

このあとリバプールが一時同点に追い付かれたものの、後半に2ゴールを奪って勝点3を獲得した。

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リバプールは21勝7分2敗の勝点70で首位をキープ。2位アーセナルに2ポイント、マンチェスター・シティに3ポイント差をつけている。

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