埼玉の“巨大水車”日本一の座、1分間に1回転し圧巻 メンテナンス経て、元のヒノキ色が復活 埼玉産ヒノキの西川材を使用、直径は24.2メートル 重さ42トンの迫力は必見

メンテナンスが終わった大水車=寄居町小園「県立川の博物館」

 埼玉県寄居町小園の県立川の博物館のシンボルとして親しまれている大水車のメンテナンスが終わった。風や雨などの影響で黒ずんでいた大水車が元のヒノキの色に戻った。

 メンテナンスは4年に1回で、修繕を兼ねて2月に行われていた。現在の大水車は2代目。初代は1997年8月の開館時に建てられた。日本一の座を譲った時期もあったが、老朽化で2019年に建て替えたのを機に、再び日本一を取り戻した。直径は24.2メートル、重さは42トンで、県産ヒノキの西川材を使用していることも特徴。1分間に1回転するように設定されている。

 同館では「春の日差しを浴びる大水車を見に来てください」と来場を呼びかけている。

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