東川口駅コンコース、お手頃“立ち飲みバー”誕生 その名も「お酒の美術館埼玉スタジアム線東川口駅店」、売店あったスペース活用 駅コンビニで買った“つまみ”持ち込み可 人気ボトル250種、注目カクテルとは

駅改札外コンコースに開店した立ち飲みバー「お酒の美術館埼玉スタジアム線東川口駅店」=川口市東川口のSR東川口駅

 埼玉県川口市東川口の埼玉高速鉄道(SR)東川口駅改札外コンコースに3月27日、手頃な価格でお酒が楽しめるバー「お酒の美術館埼玉スタジアム線東川口駅店」が開店した。

 運営するNBG(京都市中京区)によると県内鉄道駅では初めての出店。駅売店だった区画を改装、活用した立ち飲み式店舗で、国内外のウイスキーやワイン、ブランデーなど人気の高いボトル約250種類を取りそろえた。カンパリ、グレナデンシロップ、ソーダにレモンを合わせた店舗オリジナルカクテル「レッドフィズ」も人気を集めている。

 チャージ料無料。1杯500円からで、つまみは駅構内コンビニエンスストアなどで購入した商品を持ち込むこともできる。最大7人が利用でき、別途飲食スペースも設けられている。

 同社取締役事業統括本部の長田隆志本部長は「駅という日常の一角に、バーという非日常空間がオープンしました。乗り換えや通勤、サッカーの試合観戦前後に、お一人でも、一杯からでも、お客さまそれぞれの時間を楽しんでいただければ」と呼びかけている。年中無休、営業時間は午後3時から午前0時まで。

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