笠岡市ダブル選7日告示 市長選は現新一騎打ちか

(左から)栗尾典子氏、小林嘉文氏

 任期満了に伴う笠岡市長・市議選は7日、告示される。市長選には新人で市議の栗尾典子氏(56)=同市美の浜=と、3選を目指す現職の小林嘉文氏(63)=同市富岡=がいずれも無所属での立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。

 市の人口は2月末で4万4609人。交通インフラ整備などを見越した企業進出が相次いでいるものの、近隣市町を上回るペースで人口が流出しており、少子高齢化対策や中心市街地活性化などが争点となりそうだ。政党は自民、公明が自主投票を決め、連合岡山が栗尾氏を推薦している。

 定数20の市議選には、現職14人、元職1人、新人9人の計24人(公明2人、共産1人、参政1人、無所属20人)が出馬の準備を進めている。

 立候補の届け出は7日午前8時半~午後5時に中央公民館(同市笠岡)で受け付ける。投票は14日午前7時~午後6時に市内37カ所で行われ、同8時から市民体育センター(同市八番町)で開票される。

 有権者数(3月1日現在)は3万8684人(1万8516人、女2万168人)。

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