松田宣浩氏「初球が一番の注目ポイント」直後にDeNA・度会が同点打!

● 巨人 1 - 2 DeNA ○
<1回戦・東京ドーム>

5日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-DeNA』で解説を務めた松田宣浩氏は、DeNAのドラフト1位ルーキー・度会隆輝について言及した。

『1番・右翼』で先発出場した度会は、初回の第1打席、巨人先発・戸郷翔征が1ボール2ストライクから投じた135キロのフォークをセンター前に放つ。松田氏はこの打撃に「フォークボールだったと思うんですけど、1少し甘く浮いた球をしっかりセンター方向に返すことができましたね」と解説。

度会は続く桑原将志の二塁ゴロでセカンド・吉川尚輝にタッチされアウトになってしまう。松田氏は「セカンド・吉川選手の前に通過するので、止まってもいいからタッチのされないような走塁を今後やってほしいですね」と指摘した。

度会の0-1の6回一死三塁の第3打席。打席前に松田氏は「初球が一番注目のポイントですね」と話すと、その言葉通り、度会は戸郷の初球のフォークをライト前に同点の適時打。

松田氏は「フォークボールだったと思うんですけど、1打席目もフォークが入り、2打席目も曲がり球が入り、3打席目もフォークボールが入りだったので、少し度会選手としては頭があったんじゃないかなと思います」と振り返った。

また、この日は変化球での攻めが多かった。松田氏は「徹底して変化球で攻めるというか、3カード目になりますから、度会選手の傾向も出てきますからね。そういう対策をしながらジャイアンツバッテリーは投球していますよね」と話していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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