By FYTTE 編集部
どーも！ ヤハラリカです◎ 3月10日に開催された、「名古屋ウィメンズマラソン2024（フルマラソンの部）」に出場してきました！ 私にとって5年ぶり4度目の出場。完走請負人のヤハラ、無事にゴールできるのか?!
42.195kmの移動
ドキドキの大会本番の朝。ちゃんと用意していたのに「やっぱりこっちのウエアにしようか」「このジェルいるかな？」と悩み出すのが私の定番です（汗）。
スタート地点に集合し、今回ニューバランスチームとして出場するみんなとストレッチ。
黒川コーチからは「みなさん、お仕事で参加されていたり、目標タイムがあると緊張してしまいがちですが、今日は42.195kmのただの“移動”だと思ってください。移動！！」の掛け声で円陣を組み（なかなかない掛け声ですね）スタート地点へ出発。笑いがおこってちょっとだけ緊張が解けました（ちょっとだけ）。
スタートはおしゃべりRUNで好調！
日差しは暖かいけど、風がとっても寒い気候。
「もっと練習しておけばよかった」と思う人もいれば、「もっと体を休めておけばよかった」と思う人もいると思いますが、泣いても笑ってもみんな一斉スタート！ 42.195のレッドカーペット（もとい移動）の始まりです！
もともとランニング仲間だった（前日のトークショーゲストだった）二人と一緒に行くことに。今まで何回も名古屋ウィメンズマラソンを走ったことがあるメンバーなので、今までの大会の思い出や育児トークで盛り上がっていたらあっという間の10km。
練習不足で緊張していましたが、おしゃべりしながらだとあっという間で楽しく走れました♪
途中、メンバーの家族が沿道で応援してくれているとのことで探し出して会いに行ったり、休憩しながらあっという間のハーフ。大体ひとりで練習することが多いので、みんなと走ってたくさんの人に応援されると、こんなにも短く感じるものなのかと改めて驚きました。それくらい、人が持つパワーって大きい！
名古屋ウィメンズマラソンは折り返しが多いコースなので、エリートランナーたちとすれ違えるのも大会の楽しみ。パリオリンピック出場をかけて人生を駆けて本気で走っている選手たちを間近でみると、涙が出そうになるほどグッと来ます。
ハーフに出場している友だちにも遭遇して励まし合うのも「さわやかだなー！」って思いましたし、速いランナーを見て、小学生の時“足が速い人がいちばんモテる説”を思い出しました（笑）。
心残りだったのは、一緒に完走を目指そうと言っていたのに早々に見失ってしまったHarukaちゃん。練習からケガしてしまってうまく走れないと言っていたので、“完走請負人”と言われる私がついてあげると言っていたのに、スタートの人混みで見つけられず。。大丈夫かなーと休憩時に速報を見たら、どうやら後ろにいることが判明。関門もギリギリで通過している様子だったので28km付近の折り返しで必死になって探して見つけ出すことに成功しました！
完走請負人の出番！
私も初フルマラソンは足を負傷して走ったので、初マラソンでひとりで走ることの心細さ、不安、よーくわかるんです。冷静に計算すれば大丈夫だとわかっても、焦って走ろうとして痛みを悪化させてしまったり、ペースがつかめなかったりというトラブルがつきもの。私もマラソンを始めたすぐの頃はライターさんについてもらってすっごく心強くてありがたかったので、名古屋ウィメンズマラソンの時はいつも“完走請負人”としてみんなをゴールまでおとどけする役割をしているんです。
Harukaちゃんも焦っていたので、「このペースでいけばゴールできるよー」と絶えず声をかけ、私のトラブルだらけのマラソンストーリーを話しながら二人で進みました。
いよいよキツくなってくる36km地点で見えてきたのは「Newbalanceチアゾーン」。振る舞われたのはコカコーラ！ 甘い炭酸がすっきりしてすごくおいしく感じました。
いよいよ終盤！ 関門は20分前で通過！
「足が棒みたいです」と言いながらも「やめたい」とか「休みたい」とか絶対に弱音を吐かない彼女を支えるべく、私の鉄板ネタである砂漠マラソンの話をしながら（笑）もくもくと進みます。
いよいよドームが見えてきた時はもうすでに「やったー！」という気持ち。でもまだもう少し。最初の１kmと最後の１kmって100倍くらい違うんじゃないかくらい遠く感じるものなんですよね。。。最後の最後まで寒い中、応援してくれた沿道のみな様、励まし続けてくれたスタッフのみなさんの掛け声にいちいち泣きそうになりながら、いよいよドームの中へ！！
感動のフィナーレ！
ゴーーーーール！！！
タイムは6時間45分！ ちゃんと制限時間内でゴールできました！
私にとっても4回目の名古屋ウィメンズマラソン、10回目のフルマラソン（ウルトラを除く）完走です！
目に涙をうかべてガマンする姿に私も感動して涙が・・・いやーやっぱりフルマラソンっていいですね。毎回こうやって初マラソンの子をサポートさせてもらっていますが、本当に感動します。初って人生で一回きりで、特別で、たぶん一生忘れないできごと。そのお手伝いができたこと、すごくうれしいです。本当によくがんばりました！
目標が達成できた人、できなかった人もいると思うけどゴールした私たちえらい！ ゴールできなかったとしても挑戦することを選んだ私たちってみんなえらいと思う！
素晴らしい！
終わった後は、お待ちかねのティファニーゲット！ これを目的に走っているランナーも多いですよね！ 毎年違うデザインで楽しみなんですが今年は「カサブランカ」。さらにかわいいフィニッシャーTシャツももらえてあーご褒美うれしい！
走る前は緊張でドキドキ。走ってる最中や直後は「もうフルマラソンいいや・・・」と思いがち。それでも帰りの新幹線では次の大会スケジュールを確認している自分がいるんです（苦笑）。
この感動が味わえるのはただ大会を走っただけじゃなくて、数ヶ月前から練習して、大会前にはイベントで盛り上がってっていう下準備と盛り上げるコンテンツに参加したからこそ。
名古屋ウィメンズマラソンの醍醐味だなー思いました。
やっぱりストーリーがあればあるほど、感動って大きいですね。少し休んでまたランニングを楽しみたいと思います。
……と思っていたら、今回はこれだけで終わらない！ なんとスペシャルなセレブレーションが待っていたのでした！
次回、名古屋ウィメンズマラソン2024レポート最終回！
