「目の前にコウノトリが…」水田でエサねらう鳥 福井からの飛来か 富山・砺波市

富山県砺波市の水田で5日、2年前に福井県でふ化したコウノトリが飛来しているのが確認されました。

砺波市によりますと5日午後3時40分ごろ、50代から60代とみられる女性から「コウノトリのようなサギよりも一回り大きな鳥がいる」と連絡がありました。

連絡を受けて市の職員が砺波市中野の現地に向かい、写真を撮って兵庫県立コウノトリの郷公園にメールで送ったところ、足輪の識別番号から令和4年4月11日に福井県小浜市でふ化し、6月29日に巣立ちしたオスと確認されました。

砺波市では2年前にも、市民からコウノトリのような生きものがいると連絡が入り、職員が現地に向かたものの確認することはできませんでした。

砺波市は、コウノトリを観察する場合は
▼近づきすぎないこと
▼エサを与えないこと
▼マナーを守る(私有地に立ち入らない)
などを呼びかけています。

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