日大藤沢サッカー部 復興応援ユース優勝 藤沢市

手作りの能登半島応援横断幕と日大藤沢の選手

日本大学藤沢高校のサッカー部が、先月23日から26日にかけて石川県で行われた「能登半島復興応援ユースサッカー大会」で優勝した。

毎年3月に行われていたユースサッカー大会「金沢スプリングフェスティバル」を、能登半島被災地の復興を願う大会として開催したもの。全国の高校に参加の呼びかけがあり、16チームが出場した。

4チームで競う予選リーグを2勝1分けの1位で通過した日大藤沢は、8チームで行われた決勝トーナメントでも初戦の開志学園Aを2対1で破り、富山北部も2対1で下した。青森山田との決勝戦は、勢いに乗って2対0で勝利した。

能登半島地震の直後に行われた全国高校サッカー選手権で、有志が星稜高校の代理応援を行った日大藤沢。佐藤輝勝監督は「全力でプレーすることが一番の応援になると思い、試合に臨んだ。少しでも復興につながれば」と話した。

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