ユナイテッド新オーナーはテン・ハグ監督続投の意向、FDマータフ氏は退任か

新オーナーと信頼関係を築いているテン・ハグ監督[写真:Getty Images]

新オーナーを迎えたマンチェスター・ユナイテッドでは、残る人物と去る人物が決まりつつある。『The Athletic』が報じた。

化学企業『INEOS』の会長を務めるサー・ジム・ラトクリフ氏がユナイテッドの新共同オーナーとなり、変革へ動いているユナイテッド。ニューカッスルのダン・アシュワース氏をフットボール・ディレクター(FD)、サウサンプトンのジェイソン・ウィルコックス氏をテクニカル・ディレクター(TD)に据えるべく、各クラブと交渉を続けている。

コーチ陣では、エリク・テン・ハグ監督の去就が取り沙汰されているが、ラトクリフ氏と『INEOS』のスポーツ・ディレクター(SD)を務めるサー・デイブ・ブレイルズフォード氏は、来シーズンもこのオランダ人指揮官と共に戦う意向とのこと。テン・ハグ監督も数回にわたる会談の結果、ラトクリフ氏とブレイルズフォード氏の思い描くビジョンに共鳴し、残留を最優先希望としているという。

そんなテン・ハグ監督は現在、改善が必要とされているリクルート部門とメディカル部門の会議にも参加しているとのこと。また、プレシーズンのアメリカ遠征に向けたホテルやトレーニング施設の選定にも携わっている模様だ。

一方、フットボール・ディレクター(FD)を務めるジョン・マータフ氏は退任が既定路線。役割を減らし、ユナイテッドに残るという提案もあったようだが、きっぱりと別れることが全員にとって最適と判断し、クラブの体制が整い次第、正式に退任へ向かうようだ。

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