【広島】田村俊介〝ライトゴロ〟の好守も…8回に痛恨後逸 新井監督はフォロー「攻めていった結果」

打撃でも気を吐いた広島・田村俊介だが…

広島は5日の中日戦(マツダ)に0―1で敗れ、連勝が3でストップした。

試合は広島・九里、中日・柳の息詰まる投手戦で7回までスコアレス。〝1点勝負〟の様相となる中、赤ヘルに痛恨のミスが出てしまった。8回、先発・九里が中田に左翼線二塁打を許し、この試合初めて得点圏に走者を背負うと、続く細川には巧打で右前に弾き返される。この打球処理に当たった右翼手・田村俊介外野手(20)が後逸してしまった。

一度は三塁を回り、スピードを緩めた二走の代走・田中が、一気に本塁を陥れた。結果的にこれが決勝点に。試合後の田村は「明日からまた練習したいなと思います」と反省しきりだった。

3年目の田村は今季、、開幕戦から右翼手として2日のヤクルト戦まで4試合連続でスタメン出場。この日は3試合ぶりのスタメンで、中日・柳から唯一の複数安打、3回には柳の右前への打球を「ライトゴロ」に仕留めるなど、攻守で気を吐いていた。

それだけに試合後の新井監督も「攻めていった結果なのでね。また練習してもらいたい」とし、20歳のホープの攻守におけるさらなる成長を願っていた。

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